漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
コーヒーでの話題はカフェイン。
実際の量について。
日本食品標準成分表2015(文部科学省)の報告が下記のようにされています。
(1)レギュラーコーヒー浸出液
(ドリップ式で10gの中挽きレギュラーコーヒーを150mlの熱湯で浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約60mg
(2)紅茶浸出液
(茶5gを360mlの熱湯で1.5~4分間浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約30mg
(3)煎茶浸出液
(茶10gを430mlの湯(90℃)で1分間浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約20mg
(4)ウーロン茶浸出液
(茶15gを650mlの湯(90℃)で0.5分間浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約20mg
この結果からですと、1杯のカフェイン量ではコーヒーが多いコトになります。
しかし、実際に飲む量が違うんです。
この報告ですと、コーヒーは150mlで調査されていて、これは約カップ1杯分となり、カフェイン量は90mgとなります。
緑茶は430mで調査されていて、これはペットボトル約1本分くらいで、カフェイン量は92mg相当。
コーヒー1杯分より多いことに。
薬膳的にコーヒーについて。
コーヒーは平性とされています。
よく冷やす飲み物と勘違いされている方がいますが、これは砂糖や甘いコーヒー風味が多いからです。
なんとかフラペチーノとか、甘く冷たい飲み物は、体を冷やします。
薬膳的な働きとしは、心を安らかにする安心、水はけを良くする利水、酒の毒を出す解酒毒があります。
集中力高めたい時や、むくみがある時にもオススメ。
特に二日酔いなどにはいいかも。
良い香りは気の巡りを良くしてくれるので、ストレス対策にも。
飲み過ぎはもちろん駄目。
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